『博士と彼女のセオリー』(2014)


主演のエディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)を意識してはじめて見たのはリドリー・スコット製作のテレビドラマ『ダークエイジ・ロマン 大聖堂』からだ。脇役ながら絶対に忘れられない存在感だった。この映画では天才的に演技がすばらしい。第87回アカデミー賞主演男優賞を獲得したのは当然に思えるほどだ。
この映画の邦題が例の如く変で、原題の通りの「万物の理論」の方が映画を見誤らずに済む。
主題は一見夫婦の愛情物語に思えるが、それが邦題によるミスリードで、実は「time 時」がテーマになっている。これは「空間・時間」の「時間」のことで、宇宙物理学物語なのだ。
宇宙と時間をイメージした映像をとてもうまく、さりげなく使っている。
映画「2001年」ネタもあるし、キップ・ソーンが登場しているけれど、宇宙映画をよく知っている人には思わずにやりとさせる。それもうまい。
冒頭、研究室にさりげなくブレのニュートン記念館のパースがかけられていて、建築好きをにやりさせてくれます。

原題 The Theory of Everything
監督 ジェームズ・マーシュ
出演 エディ・レッドメイン
   フェリシティ・ジョーンズ
   エミリー・ワトソン
音楽 ヨハン・ヨハンソン
上映時間 124分

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